医薬品とは

最近の医療というのはとても進歩していますよね。

風邪をひいたときや、何か病気にかかった時でも、ほとんどの人は病院に行き薬をもらうことが多くあり、少しの期間で治ると思います。

これらの医薬品というのは、どこからどこまでが医薬品といわれているのでしょうか?

今回は「医薬品」について紹介していきたいと思います。

医薬品というのは、人や動物の疾病の診断や治療、予防を行うために与える薬品のことを言います。使用の形態としては、内服薬のような飲むものや外用薬と呼ばれる塗るものや、注射剤のような注射するものと様々なものがあります。

日本では法的に、医療用医薬品と、薬局、薬店で誰でも購入できる一般用医薬品とで区別されています。

医薬品の中にも、多くの種類に分かれます。たとえば、薬局医薬品や動物用医薬品、処方せん医薬品、日本薬局方医薬品といったものがあります。

薬局医薬品というのは、一般用の医薬品以外のことを言います。一般人へは薬局において薬剤師が対面で情報提供した上で販売しなくてはいけないものになっています。

動物用医薬品というのは、「専ら動物のために使用されることが目的とされている医薬品」と定義されているもので、農林水産大臣が定めたものを言います。

処方せん医薬品というのは、医師等の処方せんがなければ、一般の人は購入できない医薬品のことを言います。入手するためには、医療機関を受診して、医師または歯科医師の処方せんが必要になってきます。

医薬品の販売というのは、誰でも販売できるわけではありません。原則としては、都道府県知事より許可を受けた場所でのみしか販売はできないのです。診療所や病院などで医薬品が扱えるのは、医師法または歯科医師法の例外規定が根拠になっています。

 

このように、医薬品には様々な種類があり、それぞれ販売できる場所や販売できる人というのが決まっています。

これから医薬品が進歩していって、今治らない病気も治るようになってもらいたいですね。